足のむくみと年齢の関係
20代の頃は夕方になると足がちょっとむくんでくるといった程度だったのに、30歳を過ぎるとお昼前には足がパンパンになってしまうことがあります。
どうしても、年齢により足のむくみの影響は違ってきてしまい、年を重ねるごとにむくみがひどくなるのが一般的です。
年齢とともに足のむくみがひどくなる理由
足のむくみは血液やリンパ液が足にたまってしまうことで起きるものです。本来ならば心臓から送り出された血液は足がポンプの役割をして送り返すことで身体中を循環しています。
ところが、この足のポンプとしての役割が弱いと、血液を送り返すことが出来ず、溜まってしまいます。これが足のむくみです。
足がポンプの役割を正しく果たすには筋肉が必要です。重力に逆らって血液を送り返さなければならないためです。この筋肉が年齢とともに衰えることが足のむくみを悪化させてしまいます。
女性は特に年齢の影響を受ける
女性の場合はもともと男性よりも筋肉量が少ないので、足のポンプとしての役割が弱く、むくみやすい体質にあります。この状態で、さらに筋肉が低下するとむくみがひどくなります。
30歳を過ぎると筋肉も落ちていくことが多いので、気をつけなければなりません。本格的なトレーニングでなくても、少し歩く距離を増やすというだけでも足の筋肉は使います。
年齢とともに歩くことが面倒に感じることもありますが、できるだけ歩くようにするほうがむくみ解消には効果的です。
年齢を重ねることは避けられませんが、歩くように心がけることが誰でもできることですので、気をつけてみてください。